カウンセリング

当院では開設当初より、多様な治療・援助方法を活用して患者さんの健康回復、社会復帰に取り組んでいます。

そのために、医師の指示のもとでコ・メディカル部門(医師以外の専門職種)が各種の援助的活動を行っています。

その一つに臨床心理部門があり、カウンセリングを含む以下の心理業務を担当しています。スタッフは2名の常勤の臨床心理士です。

  1. カウンリング(個人心理療法)
    病気の始まりやその後の経過に心理的問題が強く関与していると判断された患者さんには、医師の指示のもとでカウンセリングが実施されます(原則として週に1回45分)。カウンセラーは、患者さんの心理的な苦痛や問題について適切な理解を試み、その解決に向けて対話を通じて援助をめざします。
  2. 心理検査
    医師の診断や治療計画、治療評価のための補助的手段として各種の心理検査を行っています。
  3. 就労復帰支援のためのグループ・ワーク(集団療法)
    療養のために休職されている患者さんの就労復帰を支援するためのリワーク・プログラムの一部を担当しています。とくに、患者さんが共通して体験している問題や困難に焦点を当て、グループでその解決策を模索し、見出すための機会を提供しています。